防犯ガラスの中間膜は何でできているのですか?

防犯ガラスの中間層の特殊樹脂はPVB(ポリビニプチラール)という素材でできています。

1930年代からアメリカで安全ガラスの中間膜として使用され始めました。以後その優れた性能が認められさまざまの所で使用させています。身近な所では車のフロントガラスに使用させており、車のドアガラスは強化ガラスが使用されています。

特殊樹脂の厚さを増すと防犯性能も高まります

中間層(特殊樹脂)の厚さは下記の4種類あります。

①0.38ミリ

②0.76ミリ

③1.52ミリ

④2.28ミリ

飛散防止・防犯を目的にする場合は①0.38ミリの特殊樹脂が使用されます。

さらに高い防犯目的では、②0.76ミリ以上を使用されます。

防犯ガラスの飛散防止例

台風でベランダの物がガラスのぶつかったがヒビですんだ。

②倒れてガラスにぶつかったが、ガラス割れによるケガがなかった。

③地震によるガラス破損が怖いので安全ガラスに交換した。

④近くに公園があり、何度かガラスがボールで割れたので安全ガラスに交換した。

⑤雹(ひょう)災害でガラスが粉々に割れたので安全ガラスに交換した。

 

まとめ

●安全ガラス・防犯ガラスは高機能ガラスだが、コストの面と存在のアナウンスが少ない事からあまり一般住宅に普及していない。

●中間層(特殊樹脂)が0.38ミリは飛散防止目的の安全ガラスだが、防犯性能も兼ねそなえている。

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