一見同じように見えるペアガラスですが、大きく2種類の機能に分かれています。四季のある 日本では上手に季節に合わせて日射熱を室内に取り込み事がポイントです。
①【日射熱を取り込み断熱が得意なペアガラスは 断熱タイプのペアガラス 】
室内側にLow-e膜がコーテイングされたペアガラスは、太陽熱を採り入れ暖房熱を逃しません。Low-e膜によって室内の暖房熱を室内側に反射し、逃がしにくくして断熱性を高めます。
②【日射熱を抑える遮熱性が得意なペアガラス・遮熱タイプ】
室外側にLow-e膜がコーテイングされたペアガラスは、複層ガラス本来の断熱性能に加えてLow-e膜によって日射熱を遮り室内への伝わりを抑制します。
夏の日差しが強い南側。一般的には窓に庇や軒があり、太陽の高度が高い夏は日射熱は室内に入りにくいです。一方で太陽の高度が低い冬は日射熱が入りやすくなるので、多く取り込みたいもの。断熱タイプがお勧めです。
西は太陽の高度が一年中低い為、日射熱の流入が避けられません。熱を遮る遮熱タイプがお勧めです。
午前中は比較的温度が低いので、幾分しのぎやすですが、西日に劣らず日射熱が室内に流入する東側。夏の直射日光を防ぎ、冬の熱の流出を防ぐために遮熱タイプをお勧めします。
北側の窓には直接日光が差し込み事はないので、ペアガラスの機能をあまり考慮する必要がありません。色見をそろえるために他の方角に設置したペアガラスの採用をお勧めします。
ペアガラスには遮熱性が得意・断熱性が得意なペアガラスがあり、窓の方角に合わせて適正なペアガラスを採用しましょう。
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